【レビュー】STAX SRS-2170

やぁやぁ我こそはこの頃めっきり物欲の失せていたまくまん也(こないだケーブル買ってt




・起

だいぶ前からヘッドホンが気になっていました。持っておくなら一本いいのが欲しいなーと。
そこで気になっていたのがSTAX。世界的にも珍しいコンデンサー型ヘッドホンを製造しているメーカーです。
仕組みはメーカーサイトを見てもらうとして、フラッグシップ機は大体40万くらい。ヘッドホンと専用のアンプ(コンデンサー駆動という仕組み上電圧が要る為)を買う訳ですがまぁとても手が出ないw
どっこいエントリーモデルなSRS-2170はアンプもセットでだいたい45k。楽天ポイントが大量に余ってたのも手伝い買ってしまいました。例によって試聴レスです。試聴機ないからね。仕方ないね。

・承

まず箱。でかいです。

中身はSRM-252M(専用アンプ)、R-207(ヘッドホン)、アンプ用ACコネクタ、RCA→RCAケーブル2本でした。左のR10は大きさ比較。

ヘッドホン本体。開放型ということもあり発音体が見えます。賛否両論な虫かごデザインですが個人的に超好みw

Basic Λの文字が。Λってラムダって読むんですね。厨二心が掻き立てられます。


入力方式はRCAピンのみ。ミニジャックとかは非対応なのでその点注意です。アンプ回路はLR完全分離なバランス駆動だそうな。
ミニジャック→RCA変換ケーブルはオーテクのAT561A(1m)を使っています。みんな大好きOFCケーブル。


ヘッドホン端子。XLRかと思いきやまさかの完全独自企画。5本のピンの位置が微妙に違って正しい向きでしか接続できないようになっています。
ちな抜き差しがそれなりに硬くて悲しいっぽい。
「PRO ONLY」というのはヘッドホンの種類だそうです。これは単純にかける電圧の違いで、現行製品は全てPRO(高電圧Ver)とのこと。前はNOMAL(低電圧Ver)があったらしいです。

ドライバーユニット全面。ON/OFFと音量は1つのノブに統一されています。

・転

エージングうんたらで今後変わるかもしれません。あくまで購入直後の音傾向の参考ってことで。

<長いので要約>
・遮音性皆無。あと外してると普通に流れてる曲が聞こえる。
・男女問わずボーカルとストリングス、ギターとかシンバルとかピアノがヤヴァイ
・合う合わないはあくまで曲次第。ゆったりには本当に合う。逆にパワフルなのは苦手。
・解像度は良くも悪くも甘め。4ドライバBAなIEMみたいな明瞭さはない。
・発音は近いものの残響音がスィーーーーっと広がる独特な音場、自然な定位感
・全く刺さらない高音、低音はレビューで足りないと言われてた割に普通に十分、BA型使ってる人なら違和感なく受け入れられそう。気持ち中域がこもる?
・側圧はそこまでではないものの重量はそこそこ。1時間くらいで首が痛くなりました。貧弱貧弱ゥ!!!

と大雑把にまとめたところで方々なジャンルから5曲いきまーす。
【環境】R10(LINE OUT)—[AT561A]→SRM-252S→SR-207

電源は九州電力です!!!関西や東京などと比べ低音に迫力g(ry
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Bach: Goldberg Variations / Perahia  by  Murray Perahia

Perahiaの暖かい演奏が曲にパーフェクトにマッチしている一枚。個人的に数あるGoldbergの中で最高。
一聴してハッとするのが音場の壁を感じないこと。ピアノの響きがどこまでも伸び、ニュアンスを極めて繊細に表現しています。
個人的に注目したいのは鍵盤のリリース時の減衰。フッと消えていくその自然すぎる表現はまるで頭の中で本物のピアノが鳴っているかのよう。これでエントリーかよ…w

Liszt: Sonata in B Minor / Scriabin: Piano Sonata No. 2  by  Ivo Pogorelich
Pogorelichの弾くLiszt。この組み合わせたるや(ry
Perahiaの弾くGoldbergとは対照的にとにかくパワフルな曲ですが、このシステムだとパワー不足で若干の退屈さすら覚えます。
音としてのニュアンスは極めて繊細、でもパンチには欠ける音。ぶん殴られるようなパワフルな表現は若干苦手のようです。

Bach: Sonatas and Partitas for Solo Violin, BWV 1001 - 1006  by  Christian Tetzlaff

ここまで豊かにバイオリンの芳醇な響きを再現してくれるとは正直思いませんでした。とにかく精細な描写と広い音場。頭の中にコンサートホールがある感じ。
バイオリンのサイズが分かるかのようでほんとうによく合います。

Reunion  by  Mel Tormé
ライブ盤ですイエエエエエイ
まず響きがとても上品に。シンバルの響きは一聴の価値あり。
またブラス隊は芯がもうちょっとあってもいいかなと思ったり思わなかったり…ただ普通芯のないサウンドはそこまで惹かれないのですが、これはなぜか引き込まれるような感覚。極限まで角のない音だからこそ、でしょうか。

Mag Mell  by  Mili

このアルバムめっっっっっっっちゃ好き
とにかく透き通るMomocashewのボーカルが素敵。素敵すぎます。フワッとした曲感にこの広大な音場とボーカルの再現性がとてもよい。ストリングスが多用されてることもあってこのシステムにベストマッチな1枚になりそうです。

あなたの愛した世界  by  南條愛乃



ジョルノのボーカルがスウィーーーーッと伸びます。やっぱり女性ボーカルと相性いいですね。
ただいかんせんパンチに欠けるのでだいぶ物足りないサウンドにはなります。
ロック聴くぜベイベーって人はちょっと試聴したほうがいいかも。(これカタルモアとか君の笑む夕暮れとか絶対良いめっっっっっっっっっっっっっっっっちゃよかった)

他云々。
【Favorite】
[クラシック]:エレガント系全般。BartokとかPogorelichとかはちょっと退屈。
[ジャズ]:ピアノもブラスも上品になって割となんでもいけると思います。意外だったのが案外ギターが得意ということ。ビッグバンドはちょっと上品になりすぎ?
[ロック/ポップス]:スピード感にやや欠けてそこらへんは地雷警報。聴く曲は昔のぶっといQueenみたいなのとかボーカルしっとりしたのが良さげ。残響がヒュイーっと伸びて気持ちいいです。
[アニソン]:μ’sだとSoldier GameとかKiRa-KiRa Sansation!とか、アイマスだと約束とかメッセージ、見つめてとか良かったです。傾向は基本ロック/ポップスと一緒で声重視 or ぶっといやつ。

・結

買ってよかった!!!!!



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