【波形と地雷】続・ラブライブ!の32bit整数なハイレゾ音源にお布施してみた

こんにちは。macmanです。
前回のレビューからそれなりに経ってますがどんどん出てますね。ラブライブ楽曲のハイレゾ版。配信予定はこちら
気になった曲が幾つかあったので懲りずにまた買ってみました。CD音源との音傾向比較という形でレビューしようと思います。あくまで聴こえる範囲で、です。
端的に言うと地雷踏んづけて絶命した感じ。前レビューした3曲とはまるっきり音傾向変わってました。
<<11月25日追記>>という場合にはダイナミックレンジを損なわずに自分で修正が可能です。じゃんじゃんやっちゃいましょう。



買ったのは
・Dancing stars on me!
・KiRa-KiRa Sensation!
・ユメノトビラ
の3曲です。めんどくさかったので購入前の試聴は抜き。

なんでまた買ったかというと、初期の頃よりもCD音源の品質が(よくないながらも)向上しており、これがハイレゾ版になったらどうなるのかなーって思ったから。まぁ大失敗だったわけですけど。

あ、始める前に3曲のCD音源とも楽曲としてはとても好きでそこそこヘビロテしてるということを断っておきますね。
環境はR10→Bravity 5N CGOCC-A→UE900s+Complyです。ケーブルとComplyでUE900sの痛い刺さりをザックリ削り、フラットさにちょっと低域を足したような出音になります。
補足ですが32bitネイティブ再生環境なんて持ってません。どうせ可聴範囲外だしんなもん気にしない気にしないw
じゃなんで32bit買ったのってそりゃあなた大は小を兼ねる


・Dancing stars on me!
【CD音源】
音の印象はウォームでボヤッとして微妙にピントずれてる感じがします。音場はのっぺり。ウォームな音のお陰でボーカルに暖かみがあり、そこは良い。そこだけは良い。まぁボーカル暖かいからいいです。

【32bit版ハイレゾ音源】
これは本命でした。ええ。そのはずだったんです。ワクワクしてイヤホンを耳に着けました。で、再生ボタン押しました。

耳痛え。

聴いた瞬間高域の主張が強くなり、低域が減少しているってのが分かります。ボーカルの音量はそこまで変わってないです。ただひたすらに硬く痛い高音のせいで正直サビまで耐えられない。かといって音量下げたらスッカスカに聞こえてもうこれどうしろと。
音の分離は明らかに向上していて音場は横に広がりはしても前後にはちょっと広がったかなという感じ。2分半辺りのボーカルのディティールも再現度高い…んですけど…耳が…(しろめ

<<波形比較>>

上がCD版、下が今回の32bit版です。

<<サビ出だしスペクトラム比較>>


もっともっとーおーどらせてー
問題はこれ。0dbからの距離に注目。上の方、CD音源は6kからなだらかに下がっていっていますが下の方、今回の32bit音源は高音が落ちずにフラットなままです。相対的に低域が下がって聞こえるので聴覚上は低域スカスカ高域ギンギンに聴こえるっていう。
このハイの上がり方は聴覚上凄まじい違いを生み出します。高域が痛い原因完璧にこれ。んじゃ音量下げろよって下げたら下げたで音軽く聴こえるし。どうしろと。
「何言ってんだこいつ」って思った方、騙されたと思っていつも聴いてる曲をEQで6kから高い部分ぶち上げてみて下さい。ほんの数dbブーストするだけで高域があからさまに耳につくのが分かるはずです。一瞬でわかる酷さなのになんでこんなままで配信開始したんだ………


・KiRa-KiRa Sensation!
【CD音源】
正にμ’sって感じでバンド調、音の分離はあまり良くなく膜が覆ってる感じです。よく言えばウォーム、悪く言えばボヤッとした音作りで音場はそこそこ広め。同時期ってこともあって音場以外の音傾向はあまりダンスタと変わんないですね。あとサビのキーが他2曲より高いです。

【32bit版ハイレゾ音源】
膜取れたなって感じではあるものの例によって高域爆上がりなお陰で聴き疲れします。尋常じゃないほど聴き疲れします。というのもただ他2曲よりキーが高い分ボーカルまで超硬質な音になっているんです。
音の分離自体は良く、音場も広がっています。でもサビ途中まで聴くのが限界。ごめんサビまで持たない
面白いほど高域が突き刺さってここまでくると笑えてくる( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

<<波形比較>>

上の方、CD版はクリップが凄まじいのでそこも併せて。
にしてもどっちも超音圧すぎですね…w
つかハイレゾ版、CD音源よりも音圧高いんですね。いい加減音量変化も大事な表現の一部なんだって気付いてくれよおおおおおおおおおおおおおおおおおあああ

<<サビ出だしスペクトラム比較>>


きーせーきーそーれーはー
はい、ダンスタと同じです。高域上げすぎですね。
ボーカルまで痛いのはやっぱりボーカルのキーのせいでしょう。


・ユメノトビラ
【CD音源】
上2つで書いたことと大体同じ。音場はキラセンよりちょい狭めですがそれなりに広いんじゃないかな。相変わらずちょっとボヤッとしてて膜が覆ってる感なのは否めません。ただウォームな音が幸いしてボリューム上げても疲れず聴けます。

【32bit版ハイレゾ音源】
μ’sらしいバンドチューン。なのはいいんですけど相変わらず高域上げすぎ。完全に相性最悪な両者。ウヒィ鼓膜を抉る抉る…
ボーカルのキーが低めなためキラセンほどじゃないですがまぁ酷いです。やっぱりサビ終わりまで聴くのが限界。
間奏のギターソロはちょっと聴きましたけど音が硬く細くなってました(
以上です。もう書く気力すら失せてきたんです。察して下さい。

<<波形比較>>


ハイレゾ版、CD版よりも音圧下がってるところもありますし上がってるところもありますね。うーんこの…。

<<サビ出だしスペクトラム比較>>

ゆめっのとっびっらー
本当に高域が高床式フラットですありがとうございました


・まとめ
とてもひどい

とにかく上げすぎた高域がキツくて不快、相対的に低域は軽くて薄っぺら。その2つに尽きます。分離とかいいのにそこで全部良くなったポイント潰してる。
折角のハイレゾフォーマットなのにCD音源より酷くなってて、ちょっとボケててのっぺり音場、聴覚上は分からないにせよクリップもあるCD音源の方がまだマシというありえない仕上がりになっていました。二度と聴かないから金返せ。
もう一度書きますがCD音源の方が遥かにいいです。ハイレゾだから音がいいってのは幻想です。ひたすらに高域がジャリンジャリンした酷い出来で「刺さるくらいの高域じゃないと物足りない!中低域なんて概念は悪魔にでも食わせろ!」って人以外買うのやめたほうがいいと思います。マジで。CD買いましょう。

アニソンはテレビから流れることを想定して制作する、だから音圧を上げるという流れはまぁ分かります。でもCD版とTV版は違うはずだしCD版にアルティメット超音圧ぶち込んでくるのを擁護するつもりはさらさらないですけども。
でもこのことはそれとは話のベクトルが根本的に異なります。確かに音場は広がってるし、定位感や分離感もずっと上がっています。そこはいいんです。素晴らしい進化だと思います。でも幾らそこが良くても肝心の音のバランスが最凶最悪。
ドンシャリにしようとしたんでしょうが、結果として楽器やSEの高域がボーカルとケンカしてボーカルを押しやり、相対的に低域がスッカスカに聴こえる。メインがボーカルなんだかSEなんだか分かんなくなっててもう目も当てられません。
最初にも書いた通り3曲ともラブライブの中でも大好きな曲ですし、ほんっっっっとに期待していました。だからこそ余計こんなになっていたのがただただ悲しい。



…以上別に商業レビューでもアフィブログでもないので感じたままボロクソにこき下ろしました。
ほんとは自分だって「前は酷かったけどやるじゃんLantis!」って書くつもりで買ったんです。ほんとに楽しみだったんですよ。12時過ぎたら即買ったんです。ぶっ叩く為に買うなんてんな勿体無いことしませんから。

で、これですよ。ひどすぎません?

ぶっちゃけハイレゾだろうとニセレゾだろうとどーでもいいんです。人間の耳がそもそもハイレゾ非対応なんですから。「うーん、あの服の色はいいね。赤外線と紫外線の織り成す色のハーモニーが堪らない。」なんていう人はいませんよね。それと同じです。
問題は人間の耳で聴こえる範囲での音作りが最低最悪ということなんです。

この音源のリリースにあたってLantis側は自信満々なようですけど、やってることは楽曲そのものは本当にいいのにその良さを完膚無きまで綺麗に潰すようなゴミ音源に仕上げるっていう相変わらずのLantis伝統芸能でした。
普通にミックスして普通にマスタリングすればいいものをなんでこんな風にするわけ?いい加減余計なお世話だってことに頼むから気付こう?な?

アルティメット超音圧の次は高域の高床式フラット…せっかく曲はいいのになんでこんな良さを潰すようなことをするんだろう…のうLantis(真顔
録音は改善されてるのであとはやたらドンシャリにしようとしたり、やたら音圧をあげたり、この2つさえしなければ音悪いレーベルってぶっ叩かれることはないと思うんですけど…

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