【32bit整数のままで】ラブライブ!の32bit整数なハイレゾ音源の痛い高域を修正する

ども。macmanです。
最初のレビューは整いすぎて微妙、次のレビューでは分離とか分離とかは悪くないんだけどいかんせん高域痛過ぎで聴いてらんないと結果的にボロクソに言ってしまったラブライブ!の32bit音源。

整いすぎ微妙な方はミックスのバランスとかいろいろあってどうしようもない(ことはないんだろうけど多分やんない方がいい)として、最近の方です。

どう聴いても、あとどう波形見てもこれマスタリングの時に全体の高域持ち上げただけじゃね?
んじゃ高域のボリューム落とせばよくね?

1曲ワンコイン、¥1500も払っておいて「こんなゴミ音源!!!!」とブログのネタにしておしまいなんて勿体無い。あんまりにも勿体なさすぎる。
つことで元ファイルのダイナミックレンジを損なわずに修正し、元ファイルと同じ32bit整数形式で書き出すことを目的に修正してみます。精神衛生上(ここ大事)あくまでここには拘る。24bitでいいよって場合はそこらへんに転がってるDAWで全作業いけるので極めて楽
いろいろググりまくってやった結果なのでいろいろマズい方法とかあるかもしれませんがまぁご愛嬌っつことでそこらへんはコメントにてご一報の程…w
前回のレビューみたいな感想抱かれた方は試してみてください。

・全体像
DAWに取り込む→EQでちゃちゃっと削る→32bit整数の非圧縮コーデックで書き出す→シアワセ


・はじめに
まず32bit-floatとして書き出せるDAWはそこそこあります。Pro ToolsとかCubaseとかSONARとか、ほかにもいろいろ。でも32bit-integerでレンダリングできるDAWって聞いたことなかったので調べまくりました。ぜんっっっっっっっぜん出てこない。LantisのMagic Garden Mastering、環境が気になってしかたがないです…何入れてんだろ…。


・やりかた
まぁ最後はいつだってGoogle先生が教えてくれる。

Reaper。こいつ32bit整数で書き出すことができます。
とりあえずダウンロードしましょう。60日無料試用可能な上に15MBとかいうなんかもうすげえ。価格は$60です。
ちなみにReaperのサウンドエンジンは64bit-floatでの処理が可能なので、32bit-int形式である元ファイルのダイナミックレンジを損なわずに編集できます。
多分ランティス側も64bit-float処理でレンダリングだけ32bit整数なんじゃないかと予想…どうなんだろ。

インストールして起動して、諸々の設定(Preferencesで出力関連の設定とFile→Project Settingsでプロジェクトファイルのビットレートとサンプリング周波数の設定)をやった上でe-onkyoから買ったWAVファイルをぶち込む。


左上のFXボタンをクリックしましょう。

最初はグレーなやつ。
JS: Volume Adjustment→VST: ReaEQの順にインサートして、とりあえずVolume Adjustmentで-0.5dbにしておきます。たぶんEQのGainだけでもいいとは思うんですけど。
他に好きなGainとEQがあるならそれでも大丈夫ですが、注意点として32bit-float処理のプラグインだとダイナミックレンジ損なわれそうな気がする。たぶん。まぁ精神衛生上なことなのでアレですが…



んでEQ。自分が聴いて痛く感じるところを削ればおっけー。
なにせ自分が聴くためだけの作業です。好き勝手やりましょう。
痛い高域に関してはdbは対数なので削るのはほんの2db前後でいいはず。

ダンスタEQ例


適用後の波形。元波形が薄いグレーのやつ。


キラセンEQ例

(この曲は5k前後もちょっと削りました)

こんなふうに聴いた感じで気になる周波数に見当をつけて削るポイントを決めていきます。愛ばんだと10kと1k前後とかーみたいに。
どの曲でも共通して削るのはディエッサーを掛けるいわゆるサ行の刺さりの部分ですね。6kから落ちてなかったのでそこらへんから下がりだすようにQを決めます。
削り過ぎると解像度がどんどん落ちていくのでそこら辺の兼ね合いは自分の耳を頼りに設定して下さい。High Shelfだと痛くない部分まで削り過ぎちゃうので個人的にシェイプはBellオススメです。可能ならグライコとかでもいいと思う。
あとサ行だけ刺さるって時はディエッサーを掛けるか、64bit-floatのプラグインがない場合はReaXcompを8000〜12500Hzあたりだけにアタック/リリース共に早めにしてレシオ50:1くらいのを二度掛けしてやるといいです。スレッショルドは刺さる音が来た時だけ反応する程度に。


で、高域の痛みが無事に消えたら書き出します。
ここから


こうする。
問題はここ。WAVだと32bit-floatしか選択できません。


選択肢ずらー


んじゃどうするか、というと2通りやり方が。
一つ目は一番下のWavPackで書き出す方法。32bit整数と32bit浮動小数が選べます。


なんだけどこれはMacだとだいぶ使い勝手が悪い。もっともWavPack自体は圧縮率いいしTAK並にデコードも速いのでこれでいいよって人はこれでいいかも。ただDAPで対応してるのPLENUE1くらいだった気が…もちろんWAVに展開(解凍?)してもいいんでしょうけど今回そこまでは試しません。

二つ目。今回やるのはこっち。
AIFFで書き出します。
AIFFは整数形式のみ対応(浮動小数に対応してるのはAIFC)なので、こいつで書き出せば強制的に整数形式になります。


こんな感じ。設定項目はほっとんどなし。
ちゃちゃっとレンダリングして、出来たファイルが本当に整数か確かめましょう。ファイル名は入力めんどかったんでここだけout.aiff。


"32-bit big-endian signed integer"なのでちゃんと32bit整数形式で書き出せたようです。やったね。

もちろんR10でも再生できます。


つことでユーザーサイドで32bit整数形式で修正の上書き出しが行えるという結論。ラブライブ!の32bit音源、最近のやつが高域痛くてしょうがないって方は是非お試しを。
まぁ32bit整数なんてあくまで精神衛s(ry

高域の刺さりが取れるとそれだけで解像度と広い音場の恩恵がダイレクトに受けられます…掌返しますけどこのハイレゾ音源買ってよかったwww
(音硬めなのはちょっとうーんだけどまぁ許容範囲なのでは)
いやぁ。これで心置きなく劇場版シングル3枚とSuper LOVE=Super LIVE!が買えるってもんです。はっはっは。つか最初から10k辺り数db下げといてくれればこんなめんどいことしなくていいのに

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